なぜ強みを分析することが大切なのか
ビジネスを進めていくにあたり、自分自身の強みをきちんと知って、誰にでもわかるように表現することは、とても大切だと考えています。
でも
何となくこれだと思っている
今、できているし問題ない
あれこれ考えるのが面倒くさい
強みにこだわらなくてもいいんじゃない
と思う方もいらっしゃるでしょう。
強みを自覚していなくても、ビジネスができないわけではありません。
ただ、今よりももっとビジネスを発展させたいと思ったときに、強みは大きな味方になってくれるのです。
かのドラッカーも「強みに集中して高い成果を上げる」ことが重要と語っています。
「これはうまくいきそうだ」と考えて、強みから離れたことを懸命にやっても、成果があがることは少ないでしょう。
ビジネスの成功方程式は
強み×実践×熱量
だと私は考えています。
強みを持つ人が難なくやってのけることで、自分はそこに強みがない場合、努力を重ねても追いつくことが難しいでしょう。
例えば、私は数字に強くありません。
数字から何か具体的にイメージや判断する力が欠けているのです。
そんな私が、数字を駆使した事業を展開しても、得意な人に勝てるわけがありませんね。
実践は、量が重要です。やり続けることができる力と言ってもいいでしょう。
好きでもないことをやり続けるにはそうとうなパワーが必要になりますから、できれば自分が好きで興味があり、さらに夢中になれることが望ましいです。
熱量は、その仕事に対する想いの強さです。
最終的には、人は理屈で動くのではなく、気持ちで動きます。
自分が持っている想いの強さが、相手の心に熱として伝わります。
暑苦しいと言われるほどの熱量を伝えていかなくてはいけません。
強みという自分がもつ特別な力、やり続けることができる力、仕事に対する想いの強さ
それを総合したものも、強みといってよいでしょう。
一度、自分を棚卸して、見つめなおし、強みを明確にしておくことはとても大切です。
自分自身を支えてくれる原動力になると思うのです。
そして、苦境に立たされた時に、そこから抜け出すには強みをさらに強化したビジネスモデルなです。
得意でもないことに、時間や労力を費やしているヒマはありません。
一点突破でそこに集中すれば、必ず扉は開きます。
自分を正しく知って、強みを磨き、得意なことで誰かを幸せにする。
そんなビジネスならば、迷いなくすすむことができ、人生はより充実したものになるでしょう。
私が行っている強みの発掘が、そんなカタチでお役に立てたらこの上ない幸せです。