増田有香様

インタビューライターの増田有香と申します。
2002年からフリーとして雑誌など紙媒体の仕事に携わり、2015年にwebの世界に移った際、SNS集客や自社サイト制作を考える中で、初めて「ブランディング」という言葉を知りました。
ブランディングは人により解釈が異なり、シンプルなようで難しい存在。そして私が何年も迷った末に美奈子さんと出会い、「これこそがブランディングだ」とサイトのリニューアルをお願いした経緯や感想について、お伝えしたいと思います。
ブランディングプロデューサーって?
美奈子さんとの出会いは8年ほど前での交流会。名刺にあった肩書きの「ブランディングプロデューサー」という文字に、それまでの知識としてあった「人からのSNSの見え方や、お洋服や髪型を整える方なのかな」と大きな勘違いをしていました。
その後、実際にお話をしたのは、コロナ禍での「オンライン情報交換会」。すると意外なことに、私と同じテレビっ子で刑事ドラマが好きなこと、またご近所さんということが判明し、コロナが落ち着いた頃にランチをご一緒し、気づいたら3時間が過ぎていました。
その際、弊社のメニューである「強み発掘レポート」をお伝えしたところ、ご依頼をいただきました。こちらは60分私が質問を投げかけ、過去・現在・未来をまとめ、受けた印象や課題などをレポートするものです。
改めて美奈子さんの歴史を伺うと、かつては希少だった「名古屋の女性起業家の集まり」を企画し雑誌で特集されたこと、人脈の広さ、何より仕事への真摯な態度に心が動かされました。
依頼のきっかけは瞬発力と絶大なる信頼
2023年には初めて一緒にお仕事をさせていただきました。
そこで驚いたのが「丁寧さ」です。
それまで数々の制作会社さんとご一緒しましたが、ここまで調べて、ここまで話を聴きだして、見せ方や出し方を提案できる人はいませんでした。
でも、それこそが美奈子さんの強みであり「本当のブランディング」だったんですよね。ようやく「ブランディングとは見た目を整えることだけではない」と気づき「ホームページというものは本来、ここまで丁寧に作り上げるものなんだ」とも感じました。
当時は、私もサイトを作ってから10年弱が経ち、リニューアルを考えていた時。
少しだけ相談を…とお話をさせていただいたのですが、私の目の前で大きなノートとペンを出して「今はこうだから、動線はこうして、有香さんの売りはこれだから…」という具合に、あっという間にページ構成が完成。
その速さ、見やすさ、「私の強み」の見つけ方に驚き「美奈子さんに頼んだら、こんなふうになれそう」という未来が見えてくるように思いました。
何より一緒にお仕事をしていたことで私は絶大の信頼を寄せたので「全部お任せして頼もう!」と決意したのです。
その丁寧さは、制作者ではなくコンサルそのもの
2025年からヒアリングが始まりました。とはいえその頃はAIが思った以上の飛躍を見せ、各所から「ライターの仕事がなくなる」と言われたことで気持ちは揺れ、こんな気持ちでサイトを作ってもいいのか? という迷いが出てきました。
でもそんな悩める私に慌てず「じゃあ月1回、会って話してみよう。そして11月の末までにはサイトを作りましょう」とハードルを下げてくださり、毎月ミーティングをすることに。
話す中で落ち着きを取り戻した私は、「これってヒアリングではなく、コンサルとかコーチングの域だな」と毎回思いました。
サイトのデザインや見せ方はもちろん、仕事のメニューまで提案しつつ、「これまでの経験は積み重なっているから大丈夫」「好きなことに目を向けよう」など、私がほっとするような言葉を投げ掛けてくださるのですから。
「ブランディングとは」の答え
そして大切な「ブランディング」という考え。
美奈子さんがいつも言われている定義は「選ばれるために行う、価値を高める一連の活動」。
つまり、見た目だけを盛るとか、何かになるために頑張るのではなく、自分の根っこにある強みやビジョンを大切にすること。ブランディングを家造りに例えるなら、土台や枠組みのような存在であり、デザインや色味は土台があって初めて描けるものなのだと、何度もおっしゃいました。悩んでいた時だからこそ、丁寧に土台を整えてもらえて、有難かったなと思っています。
美奈子さんと私の仕事は「第三者の視点だからこそ、魅力や強みがわかる」という点が共通しています。
しかしそれを知る私も、サイトの制作中に「そうだったのか!」と感じた瞬間が何度もありました。「他者からはそう見えて、そう捉えてくれるのか」という自信にも繋がりました。
こうして、たくさんの対話を経て、約束の期日にサイトが完成。美奈子さんが「有香さんのこういうところを、もっと知って欲しい」という要素が凝縮されています。
「制作物は自信を持って出すべき存在である」という哲学も詰まっており、同時に名刺も作った私は「早くたくさんの方に見ていただきたい」という気持ちでいっぱいです。
美奈子さんの意外な一面
仕事をご一緒した時から感じていましたが、美奈子さんの交渉能力は素晴らしく、人と人とを柔らかに結びつける才能があるなと感じています。
感情をあらわにすることも皆無です。だからこそ提案がしっかり届き、企業様に対しては円滑なチームワークに繋がると思います。
リーダーと呼ばれる人は「力強く引っ張る人」「共感してまとめる人」の2種類があると思いますが、美奈子さんは後者。その共感力や優しさが随所に散りばめられていることは、これまで作られてきたサイトを見れば一目瞭然です。
導入事例を伺うと「最初は緊張した」という声が多く、実は私もそう思っていたのですが、普段の美奈子さんは、「なぜ!」とこちらがずっこけてしまうような失敗談も多数(笑)。
でも、いつもしっかりされている方が失敗をすると、安心感に繋がるものだなと、美奈子さんといるとよく思います。仕事はしっかり、中身はチャーミングというバランスは、制作という長いお付き合いの中で、とても心地いいのではないでしょうか。
ブランディングとは第三者視点ありき
今は誰でも無料でサイトが作れ、特にAIの発展により、簡単に制作物が完成するようになりました。私も時には活用しますが、やはり「これは!」と思った大事な制作物の際には、しっかりと経験数を重ねたプロにお願いすべきだと実感しています。
「行き当たりばったりで作ってしまい、テイストがバラバラ」「動線がわかりづらい」というお悩みはよくあるもの。そういう時こそブランディングが必要だなと感じます。
「自分はこうありたい」という軸が決まると、制作の方向性が決まります。実は美奈子さんは「軸のある方の話を聞くと、頭の中でサイトが完成している」のだそう。私も自分の方向性を引き出してもらい、軸が決まってからはデザインもカラーもフォントもすべてお任せしました。迷うシーンもありましたが、第三者はみなさん美奈子さんの意見に賛成。サイトは自己満足ではなく、お客様に見ていただくものですからね。
AIが何でもできる時代だからこそ「個」や「その人のストーリー」がますます重要になってきます。ブランディングは、その大切な鍵を握る要素だと私は考えています。
