MUD(メディアユニバーサルデザイン)3級を受講しました
ふつうの土曜日と思っていたら、3連休初日なんですね。
デザイナーの夫とともに、MUD検定を受講してきました。
MUDというのは「メディアユニバーサルデザイン」のこと。
「ユニバーサルデザイン」とは、すべての人にわかりやすい、使いやすいデザインのことを言いますが、中でも、情報を提供するメディアに特化したユニバーサルデザインをMUD=メディアユニバーサルデザインといいます。
「障害者差別解消法」が施行され、不当な差別だけでなく、必要な情報を伝えないことも差別とみなされるようになりました。
障害者に対して、合理的配慮が義務と定められたのです。
よって、行政や企業では、情報発信も、すべての人にわかりやすくする必要に迫られていきます。
そこで、少しでもわかりやすい情報発信についてご提案できるように、MUDを学ぶことを決めました。
MUD検定では、色と文字に留意して、視覚情報を見やすくするということを学びます。
色覚障がい者や高齢者には、見づらい色、区別しづらい色があります。
その人たちにどのように見えるかを理解したうえで、すべての人に見やすくする工夫が必要です。
また、文字についても、フォントの特性や見やすい文字の配置に留意することで、各段に見やすくすることが可能です。
公的なものに限らず、私たちが情報発信をする際に、わかりづらければ見てもらうことすらできません。
情報過多の中、いかにわかりやすい情報を届けるかは、私たちデザインに携わる者に必要なスキルと考えています。
そして、MUDの考えに基づき、わかりやすくかつ高いデザイン性を追求していきたいですね。
一日受講をしたのち、1時間検定試験を受けるという、受験からウン十年経っている身としては、集中力に難点が!!
周りは、20代から30代の人ばかりの中で、おじさんとおばさんはがんばりました!!
私の受講はとりあえず3級で終了。
デザイナーには、引き続き2級にチャレンジしてもらいます。
さてさて、みっちり学んだあとの試験は合格しているでしょうか。
一か月後までドキドキです。